岡山大学山岳会・岡山大学山岳部

ネパール西部・ダウラギリ地域の学校と村落支援・交流活動

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OB合宿@劔・立山報告(山崎)

OB合宿無事終了しました。皆さま、お疲れ様でした。

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今回は何より天候に恵まれ、素晴らしい山行を楽しむことが出来ました。ただし、当初は22日に長次郎雪渓上部左俣から長次郎のコル経由で登頂する計画を考えたものの、雪渓出合の危険性や上部のクレバスのため計画変更せざるを得ず残念でした。

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23日は東先輩のみ雷鳥平・一ノ越経由でタンボ平まで行かれ、なんとか計画を実行して頂いたような形でした。

次回(H26年度)合宿は、梅雨入り前で残雪の多い6月中旬~下旬に設定したいと思います。

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剣御前小舎の坂本君にはただ感謝です...佐伯オーナーにも忙しい中で心遣いをして頂き、滞在中はこれ以上ないほど快適に過ごさせて頂きました。ありがとうございました。

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(以下行動記録)

9/20(金) 室堂より剣御前入山

メンバー:藤田信、石原武美、青野ダイチ、香川弘昭、東善広、安倍慎一郎、山﨑裕晶、山﨑江理)
行程記録:室堂…雷鳥平…雷鳥沢…剱御前小舎


9/21(土) 劔岳登頂 及び室堂より剣御前入山

メンバー:青野ダイチ、香川弘昭、東善広、安倍慎一郎、山﨑裕晶、山﨑江理
行程記録:剱御前小舎6:13…7:09剣山荘7:20…一服剱7:55…タテバイ10:15…10:50剱岳
11:50山頂発…13:15前剱13:35…15:16黒ユリのコル15:34…16:25剱御前小舎

メンバー:藤田信
行程記録:剱御前小舎…剱沢小屋…長次郎谷出合…剣山荘…剱御前小舎

メンバー:石原武美
行程記録:剱御前小舎…剱沢小屋…剱御前小舎

メンバー:大森武生
行程記録:室堂山荘…室堂乗越…剱御前小舎

メンバー:渡辺泰彦
行程記録:室堂…雷鳥平…雷鳥沢…剱御前小舎


9/22(日) 立山縦走、タンボ平、五色ヶ原 及び 室堂下山

メンバー:石原武美、香川弘昭、安倍慎一郎、山﨑裕晶、山﨑江理
行程記録:剱御前小舎5:48…剣沢分岐6:16…8:33富士ノ折立8:54…9:10大汝山9:30…9:52雄山10:00…10:45一ノ越11:32…12:05室堂(室堂山荘)12:20…12:25室堂

メンバー:渡辺泰彦
行程記録:剱御前小舎…雷鳥沢…雷鳥平…一の越…五色ヶ原
(…9/23薬師岳…太郎平小屋/24有峰口下山)

メンバー:東善広
行程記録:剱御前小舎…雷鳥沢…雷鳥平…一の越…東一の越…タンボ平…黒部平…室堂

メンバー:藤田信、大森武生、青野ダイチ
行程記録:剱御前小舎…新室堂乗越…雷鳥平…室堂


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[ 2013/12/10 00:05 ] 山岳会員の山行報告 | TB(-) | CM(0)

さらば!ヒマラヤ(山崎)

メラピークの山塊に背を向けて氷河を降りている。上空は青黒く晴れ渡り、一歩踏み出すごとに家に近づいていることが嬉しい。今回の登山に際して、お世話になりっぱなしの人達を思い出す。

高所キャンプの岩角を越えると、突然眼前の風景がひらけた。チョーオユー、この山の向こうはもうチベット高原だ。ローツェの南璧は黒々として5000mの岩と氷の壁。最高峰エベレスト。今年2月にようやく冬期初登頂を許した難峰マカルー。そしてはるか東の方角にはカンチェンジュンガが見渡せる。世界の高峰群のうち、5つの8000m峰を一度に眺めていることになる。

巨大な懸垂氷河が輝き、アイゼンを蹴りこむ足元から氷の破片が転がり落ちる、氷塔が軋む、おぉ・・・おぉ・・・さすがは・・・山。

私は無意識に、仲間が登っている山頂を振り返った。
『みんな!そこからこれ↓見えてるかー!』

s-DSCN7463sm.jpg

私は今日、ヒマラヤの高峰から降りる。もうここには来ないような気がする。

眼前の巨峰群にお別れを言う。

『さよなら、エベレスト。さよなら、マカルー。さよなら、カンチェ。ありがとう。ありがとう。ありがとう!』

西の谷へと雪が流れ、山はただひっそりと言葉も無い。

『これだけの景色を自分の目で見たのだから、もう満足して良いではないか?』

その昔、人類初めての8000m峰アンナプルナに初登頂したエルゾーグは、「山を降りよう。人生にはもう一つのアンナプルナがある。」と言った・・・

『失敗ばかりの人生だったような・・・』

カンジロバヒマール遠征やガッシャブルム主峰西陵初登の仲間の顔が目に浮かぶ・・・

『失敗ばかりでも、自分に嘘はついてなかったね?』

『そんな人生なら、良いけれど・・・』

私にそんな自信は無いが、多くの過去の夢は、それが叶わなかったものであっても、嘘ではなかった。

s-DSCN7497sm.jpg

ニュージーランド時代の同僚が、もう一度サザンアルプスへ来いと誘ってくれている。
日本の仕事仲間は、私のためにモンゴル・ホロンバイル草原への旅を企画してくれる。
カムチャッカのウスリー川流域のタイガ踏査は、私にとって年来の特別な計画だ。

それらはどれも過去の人生が今の私に与えてくれる夢であり、不自然なものは一つもない。

私には、自らの身体でヒマラヤの山脈を越える力が無かったが、山から苦労して学んだ何かがある。

その何かを道連れに、この目の前の巨峰を越えたとき、山の向こうにはいったい何があるのだろう?


[ 2013/12/10 00:05 ] ネパールトレッキング記録 | TB(-) | CM(0)
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